すべての人が健康に。

健康こそが一番。そのノウハウも様々。色んな健康へのアプローチ方法を取り上げています。

世界中の話

こんばんは

 

 今日はフィリピンで日本語能力試験が行われました。

ぼくの通っている大学がその試験会場になっており、

近かったということもあって、またお手伝いのほうをさせていただきました。

 

試験官の方に問題用紙と解答用紙を渡し、

試験終了後に回収して数える仕事でした。

 

初めのオリエンテーション

主催の日本国際交流基金の方々が話されていたことなのですが、

日本語能力検定は世界中で年に2回開かれており、

今年は初めて受験生が100万人を超えたそうです。

 

フィリピンでも7月と今回12月に行われ、

今回は約8000人の方が受験されているそうです。

 

僕らが試験官の方々に問題用紙・解答用紙を渡す部屋に移動している途中、

高校生ぐらいで坊主頭の受験生の方々にたくさんすれ違ったのですが、

全員から「こんちわ!」とあいさつされました。

 

後で交流基金の方々にお聞きしたことなのですが、

彼らは技能研修生と呼ばれる方たちで、

今はフィリピンで日本語の勉強をして

卒業後、日本の工場や中小企業ではたらくそうです。

 

そこで働く際に、日本人の従業員の人に元気にあいさつすることは

良くみえるから、そうするように教育されているそうです。

 

すごくロボットみたいな感じであまり好きではないですが、

挨拶せずに悪く思わてしまう可能性があるなら、

やったほうがいいのかもしれませんね。

 

日本では、最近はあまり目にしなくなったかもしれませんが

たまにニュースで彼らの労働環境の劣悪さが話題になりましたよね。

www.bengo4.com

ちゃんと賃金が支払われていなかったり、

労働基準法に基づいていない労働を強いていたり、

彼らも日本で稼いで、それを自国にいるフィリピンに送らないといけないから

やめたくてもやめれないそうです。

 

フィリピンでは多くの人が日給1000円程度で働いているので、

日本で働くことは非常に魅力的です。

 

日本のインカムレベルは現在世界で5本の指ぐらいに入るほど高いといわれているので

彼らからしたら、日本で働くことはたくさんお金をもらえる、うってつけの職場です。

でも、日本は仕事に対するマナーが非常に厳しい国なので、

そこでもストレスがかかりますし、生活にも慣れるのが難しいでしょう。

 

フィリピンと比べて、お金をたくさんもらえても

生活費ももちろんフィリピンより高く、仕送りもしないといけないとなると

自分の生活も非常にかつかつなんだろうなと想像もできます。

 

それでも、技能研修生をはじめ、多くの人が日本語能力試験を受けているということは

よほど魅力的なのでしょう。

 

複雑ですが、合格を祈っています。

 

 

ペアで用紙の受け渡しをしていたのですが、

試験中はあまりやることがなかったので、

おしゃべりをしていました。

 

僕のペアの方は、ご主人が交流基金の職員さんの方だったのですが、

とてもおもしろいお話を聞くことができました。

 

その方はフィリピンに今年の3月から住み始めたそうなのですが、

8か国目の海外在住になるそうです。

 

その方のご主人は3年に1度ほど転勤になるそうで、

これまでパプアニューギニアインドネシア、タイ、ブラジル、インド、ロシア、エジプトで生活していたそうです。

 

ロシアは、その方曰く、

あまり外国人に対し、他国に比べてオープンじゃないらしいです。

 

面白かったのは、大使館からプーチンの誕生日に

「外出しないこと」を警告されたそうです。(笑)

 

あまりいいニュースも聞かないですからね~

それでも交流基金の方が働いているということは

少なくとも親日の方もたくさんいるということですね。

 

また、ブラジルでは

その方が知人から聞いた話になるのですが、

レストランで急に強盗が入ってきて

一人が銃をもってて、あとの2,3人が袋をもって

お客さんの財布と携帯を回収して

帰っていったそうですね。

 

おもしろかったのが

そのあとお客さんは普通に食事をたのしんでたそうです(笑)

とられたね~って感じで

 

 

エジプトの話をしてくれた時では、

フィリピンは日本に比べるとめちゃくちゃうるさくて

特に車のクラクションが本当によくなっているのですが、

その方がエジプトからフィリピンに移動してきたときは

フィリピンの静かさに驚いたそうです。(笑)

 

世界は広いなぁって思いますね。

 

話していると、交流基金の担当の職員の方ともいっしょにお話をしたのですが、

その方は大学卒業後、青年海外協力隊(詳しくはこちら)として

2年間アフリカのマラウイという国に滞在していたそうです。

 

僕も、留学前のセメスターでマラウイについてレポートを書く機会があったので

少しマラウイのことを知っていましたが、その方の話もとても面白かったです。

 

一番電気を使う時間帯に

計画停電が行われるそうで

夜ご飯とか枝を集めて火をつけて

作っていたそうです。

 

たまに首都のほうにいくと中華料理屋さんがあって

利用していたそうなのですが、

日本食料理屋はなくて

日本のドラマをパソコンで見てても

内容よりも出てくる料理に目がいってたそうです(笑)

 

2週間に1度の贅沢として

新月の日はあたりがまっくらで明かりが全然ないため、

上を見ると満点の星空を見れるそうです。

それはうらやましいですが、

焚き火でごはんをつくるのは、

すごそうです。

 

いろんな日本人の方が海外で生活してらっしゃるんだなと思いました。

 

 

たくさんの僕の友人も現在留学にいったり、海外の大学に通ったりしています。

ある子はアフリカの大学に

ある子はアメリカの大学に

ある子はヨーロッパの大学

ある子はアジアの大学で

勉強に励んだり、様々な活動をしています。

 

いろいろ大変なことがそれぞれの地域特有であると思いますが

がんばってください。

僕もまだまだ英語がへたくそですが、がんばります。

 

今回もすこしいろんな話をしてしまい、混乱させてしまったかもしれませんが、

今日はたくさんいろんな話を聞けてたのしかったです。

 

またこういう海外で生活している日本人の方にお話を伺えたらなと思います。

 

 

これで12記事目になります。

まだまだこれからも書いていきます。

よろしくおねがいします。

 

では