健康?節約?インスタ映え?日本人の食志向とは
こんにちは
健康に関して面白いものがあったので、シェアしたいと思います。
日本人の食の志向について
上のグラフは現在の日本人の食の志向を表したグラフです。
2年前に日本政策金融公庫が出したものです。
年度別のグラフから見ていくとわかることは、
日本人は食べ物を選ぶ際、健康を一番気にし、
それから経済性、簡便性を気にしているということです。
ほぼ全部のグラフが平成23年から横ばいですが、
簡便化と国産志向はすこし右肩上がりですね。
簡便化に関しては、コンビニの食べ物や冷凍食品のクオリティがかなり高くなっていることが要因の1つとして考えられます。
わざわざお店に行かなくても、コンビニの冷凍食品で美味しいごはんが食べられれば、時間も短く済みますし、コンビニなら家の近くにあるので簡単に済ませられますよね。
それが簡便化志向の上昇に拍車をかけていると考えられます。
国産志向の高まりは、輸入品などをはじめとした安全性を気にしてのことでしょうか?でも、グラフを見る限り、安全志向はあがっている気配がないので、一概に安全性とは言えないと思います。
国産と輸入品の値段差が縮まって、
より国産が手に取りやすくなったんでしょうか・・・
次に下の段の年代別のグラフ見ていきます。
健康志向は50代から急激に高まっています。
経済志向は30代から右肩下がり、
簡便化志向、美食志向は20代から右肩下がりとなっています。
ほかには安全志向は基本右肩上がりですね。
面白いな~と思ったのが、
経済志向は20代より30代のほうが高いってことです。
これは20代より30代のほうが、収入は増えるけど、
結婚や出産によって出費が増えるからですかね。
だから、出費を抑えるために食費を気にするのがつよくなるんでしょうか。
でも、手作り志向は別に20代より高いわけではないんですよね。(笑)
30代となると、仕事も忙しくなって、時間もないし、
育児にも時間を取られるとごはんを作る余裕もなくなってきて
外食志向になっちゃうのかな?
30代は大変な年代なんだと思いました(笑)
あとは、美食志向も減るのはすこし驚きです。
ある程度年を重ねれば、子どもがいても大きくなって、
お金もかからなくなるので、食費に使えるお金も増えて
美味しいものを気兼ねなく食べれると思うんですけどね。
食に対する興味が少なくなるんですかね?
食べに行くとしても、体力もいるし、
探すのもめんどくさいしとなかなか労力もかかりますしね。
その反面、さすが20代。
美食志向がほかの年代よりしっかり高いです。
SNSでもたまにおいしいお店とかかわいい料理を出しているお店が
紹介されていますから、簡単に見つけられるし、
インスタ映え、ストーリージェニックなども狙えますもんね。
嬉しかったのは、20代の手作り志向が高めなこと。
手作りは食費も抑えられるし、何より外食するより健康的。
でも気になるのは簡便化志向も高いということ。
先ほど紹介した冷凍食品とかはよい商品だと思いますが、
比較的高い値段設定です。
それに比べ、インスタントラーメンやおにぎりは安く済ませられるので、
簡便性の高い食品というと、20代はそちらの消費が多そう。
加えて、健康意識は高いと言っても年代別ではやはり低い印象があるので、
心配です・・・
手作り志向、簡便化志向が比較的高いので
簡単時短レシピがもっと若い世代に普及すれば、いいなぁと思います。
自分の経験からいうと
料理をしない、したことがない人は
料理=難しいというイメージを持っていることが多く、
料理をしたほうがいいと思っているけど、自分にはできなさそう、
やってもすぐにあきらめてしまいそう、と考えている人が多い気がします。
だから、料理に対するイメージを払拭して、
簡単だし、時間もかからないし、しかも健康的で安く済むという
最強なイメージが普及すればいいなと思います。
そのために、簡単時短レシピがもっと普及すればいいなと思います。
クックパッドはめちゃくちゃ料理載ってて便利なんですけどね!
でも、多すぎるし、おいしそうと思っても、
「甜麵醬(テンメンジャン)」とか調味料に書かれたら
なんやねんそれ!って思って、作れないわ~とか思ってしまいますよね。
簡単レシピに特化したアプリあればいいですね。
まとめ
今日は日本人の食の志向性について、紹介しました。
僕個人の意見としては、
日本人は健康への意識は高いものの、
どうやれば健康を手にできるのか、維持できるのかということは
あまり普及していない気がします。
食べ物に関しても、ただ食べるだけじゃなく
栄養についての知識や、食べ物の組み合わせの知識なども持っておけば、
効率的に健康的な食生活を送れると思います。
そういったこともさらにこのブログで発信していけたらなと思います。
では